車リース

リースとは基本的には長期契約によって同じ車を賃貸するという感じです。

レンタカーとは少し違って、車の所有権と使用者名義レンタカー会社側にあります。、

リースの場合、車の所有権はリース会社、使用者名義はユーザーになります。

月々のリース料を支払うことで一般に購入した場合の所有者と同じように車を使用できます。

日本ではまだリースが身近でない感覚がありますが、
アメリカではリースが完全に定着しているため、個人ユーザーの車リース利用は毎年増加の傾向にあるようです。

日本でも、今後はこの車リース制度が普及していきそうです。

リースもユーザー側の好みでメンテナンスなどを付け足すなど、
設定できるので自分に必要なものだけリースとして加えることもできます。

リースは大きく２種類に分けられます。

1．ファイナンスリース

リース料金に含まれるのは車両価格、購入時のオプションなど付帯費用、
初回分の重量税、任意保険、自賠責保険料になります。

これらをリース契約とし、４年目以降は重量税と自賠責保険料はユーザーが負担になります。また基本的に整備費用に関してはユーザーが負担になります。

2．メンテナンスリース

車両価格、購入時のオプションなどの付帯費用、車リース期間中のすべての重量税、
自賠責保険などの税金、各種保険料、整備費用までも含めた料金を元にリース料金を設定します。

今一番メジャーなリースはメンテナンスリースです。

保険、税金、整備といった面倒なところをリース会社が全て引き受けてくれるのが魅力です。

リース契約期間は２～３年が一般的です。契約終了後は残存価値を設定し、それを除いた金額をベースにリース料金を計算します。

月々のリース料は比較的安くできるのが特徴です。

車のリースの契約期間が終了した後にはどうすればいいのでしょうか？
大きく３つの選択をすることができます。

１．使用していた車を返却し、新しい車でリースを組む　　　　　　　　　　　　
２．残存の価格を計算し直して当初設定した額を支払い、車を買い取る
３．同じ車で継続してリースを組む

この３つの選択をすることができます。

多くの人は新しい車でリースを組むか、もしくは同じ車でリースを続ける方を選ぶようです。

使っていた車を買い取るにはそれなりのお金がかかって、しかも税金やメンテナンスも自己負担になるのを嫌う人もいるようです。

そこを考えてやはり新しいリースで車を変えるか乗り続けるかの選択をするのが多くなります。

リースの魅力は税金やメンテナンスなどを含めて車に乗ることができるのでこっちが好まれるようです。